真剣にきく私の顔をやっと詠士は見つめてくれた。
詠士の瞳に私が映る。
なんだか、やっと詠士と向き合えている気がするよ。
「今日のお前は積極的だな」
せっかく、向き合えたのに詠士は苦笑して水槽にまた顔を戻してしまった。
「たまには、ちゃんと詠士とこうして向き合って見たかったの」
悔しくて、私も不貞腐れながら水槽に視線を戻した。
「そんなに、知らないんだよ。龍と麻子の関係…。リースにいる時は梨由が麻子を嫌がってたから、だんだん来なくなった。でも、麻子の家は俺らとは世界が違うしっかりした家だったから…。
まあ、梨由もいいとこの家だけど、タイプが違うっていうか、従順な大人しいひとだったから」
突然、話し始めてくれた詠士を私は二度見してしまった。
詠士の瞳に私が映る。
なんだか、やっと詠士と向き合えている気がするよ。
「今日のお前は積極的だな」
せっかく、向き合えたのに詠士は苦笑して水槽にまた顔を戻してしまった。
「たまには、ちゃんと詠士とこうして向き合って見たかったの」
悔しくて、私も不貞腐れながら水槽に視線を戻した。
「そんなに、知らないんだよ。龍と麻子の関係…。リースにいる時は梨由が麻子を嫌がってたから、だんだん来なくなった。でも、麻子の家は俺らとは世界が違うしっかりした家だったから…。
まあ、梨由もいいとこの家だけど、タイプが違うっていうか、従順な大人しいひとだったから」
突然、話し始めてくれた詠士を私は二度見してしまった。

