ゆびきり

家につくと、私も意を決して詠士に話しかけた。





「ねえ、詠士。明日詠士も休みだよね?」





突然勢いよく話しかけた私に、驚いたように詠士は身体をビクッとさせた。





「ごめん、びっくりした?」





私は、さっきの勢いがはずかしくなり俯いた。そんな私をみて、いつものように詠士は笑った。






「相変わらず面白えな。明日、休みだよ」






休みだという確認が取れると、私は改めてポケットに忍ばせていたチケットを詠士に見せた。