詠士が詩を書いているのをみながら、梨由は今日の出来事を詠士に報告した。
「日和が女に追いかけられてたよ」
梨由の言葉に、一瞬詠士は動きが止まる。
相手はすぐに想定できた。
「日和は?無事なのか?」
「日和はいい子でね、交番に入ってくれたから、その場でそのコは捕まったよ。もちろん、日和は無傷」
その言葉に、詠士は安堵して、再び詩を書き始めた。
そんな、詠士の顔を梨由は切なげに、帽子で顔をかくしながら、見つめていた。
「日和が女に追いかけられてたよ」
梨由の言葉に、一瞬詠士は動きが止まる。
相手はすぐに想定できた。
「日和は?無事なのか?」
「日和はいい子でね、交番に入ってくれたから、その場でそのコは捕まったよ。もちろん、日和は無傷」
その言葉に、詠士は安堵して、再び詩を書き始めた。
そんな、詠士の顔を梨由は切なげに、帽子で顔をかくしながら、見つめていた。

