「ねえ、梨由は旦那さんと別れる気はないの?」
突然すぎるけど、遠回しに聞くことがなかなかできない私、梨由には申し訳ないが、そのほうが話を進めやすいから、合わせてもらうしかない。
「何を、突然!?」
梨由はあっけらかんと、私を見つめた。
当たり前の反応だよね。
「私ね、梨由と対等の立場になって、詠士とのライバルになりたいの」
突然のライバル宣言。
これにも、梨由は話についていけない様子で、私をただ大きな目で見つめていた。
「梨由には旦那さんがいる。愛情を持てない…それが理由で詠士を諦めているなら、別れることはできないのかなって。詩織ちゃんも本当は詠士の子供なんだし」
自分で言っておいて、詠士の子供というワードに、胸が締め付けられる。
でも、現実は受け入れないといけないよね。
「だから、それが理由で詠士を無理だなんて言わないで。私は正々堂々と詠士を好きなもの同士、詠士がどちらを選ぶのか決めて欲しいと思う」
「日和、自分が何言ってるかわかってるの?自分の、好きな人のライバルに同じ土俵で勝負だって、言ってるんだよ?」
普通じゃそんなこと言わないよね。
勝てる要素があるなら、そのまま、梨由にはアーティストとして、遠い世界の存在でいてもらったほうが、私には都合がいいかもしれない。
でも、それじゃあ詠士も前に進まない。
誰よりも、過去に今戸惑って、留まっているのは、詠士なんだから。
突然すぎるけど、遠回しに聞くことがなかなかできない私、梨由には申し訳ないが、そのほうが話を進めやすいから、合わせてもらうしかない。
「何を、突然!?」
梨由はあっけらかんと、私を見つめた。
当たり前の反応だよね。
「私ね、梨由と対等の立場になって、詠士とのライバルになりたいの」
突然のライバル宣言。
これにも、梨由は話についていけない様子で、私をただ大きな目で見つめていた。
「梨由には旦那さんがいる。愛情を持てない…それが理由で詠士を諦めているなら、別れることはできないのかなって。詩織ちゃんも本当は詠士の子供なんだし」
自分で言っておいて、詠士の子供というワードに、胸が締め付けられる。
でも、現実は受け入れないといけないよね。
「だから、それが理由で詠士を無理だなんて言わないで。私は正々堂々と詠士を好きなもの同士、詠士がどちらを選ぶのか決めて欲しいと思う」
「日和、自分が何言ってるかわかってるの?自分の、好きな人のライバルに同じ土俵で勝負だって、言ってるんだよ?」
普通じゃそんなこと言わないよね。
勝てる要素があるなら、そのまま、梨由にはアーティストとして、遠い世界の存在でいてもらったほうが、私には都合がいいかもしれない。
でも、それじゃあ詠士も前に進まない。
誰よりも、過去に今戸惑って、留まっているのは、詠士なんだから。

