ゆびきり

あの日から、少しずつ詠士との距離を感じ始めていた。








詠士はきっと、梨由の言葉をずっと考えているのだろう。








ぼんやりしていることが多くなっていた。








やるせない気持ち…







梨由への苛立ち…








私はどんどん、自分の心が醜くなるのを感じていた。








そして、私は梨由にメールをした。








直接、二人で話したいことがあることを伝えると、梨由は絵文字いっぱいに明るいメールを返信してくれた。








でも、私は絵文字を使う余裕すらない。








怒りが治まらない。







嫉妬に満ちた執着心







独占欲…







欲は人を壊し、狂わせる。








自分の中にいる狂気を最近よく感じる。