ゆびきり

私はなるべく、梨由のことを考えないようにしながら、リースへむかった。






準備は楽しく、倫子と二人で順調に進んだ。







詠士が好きな、グラタンやパスタ、レアチーズケーキ、他にも見栄えがよくなるようにたくさん料理をふるった。







途中で、バイトを早く上がった真斗も飾り付けなどに参加した。








「日和、ちょっとこっち手伝って」





「はーい」






真斗に呼ばれ、私は手を洗い、真斗の手伝いをした。







なんだか、真斗もイキイキして楽しそうだ。







「今日は写真も撮るんだ、派手にしないとな」








イベント事が好きらしい、少年っぽいところは詠士と少し似ている。







「だいぶ派手になってきたね」







私も手伝いを終えると、少し離れたところから全体を見渡した。