ゆびきり

次の日、詠士は私より先に家をでて、バイトへ行った。






私は、服装だけ気合いを入れて、あとはリースに必要あるものを持っていくだけ。







私はふと、詠士へのプレゼントを見つめる。








喜んでくれるといいな…







男性にプレゼントするなんて、初めてだから、なんだか緊張しちゃう。







そして、喜んでくれるか不安もある。







好きな人の誕生日。







特別な日だから、誰にも邪魔されたくない。







そう思う私の脳裏には、昨日の梨由が思い出された。








いつまで、梨由に嫉妬してればいいんだろ。








もう、梨由は違うパートナーがいるって自分でもわかってるのに、隠せない嫉妬心がずっと、私をつきまとう。