「そうか。ありがとな」 「待ってよハルさん!ちょっと話そう!」 「なんだ…?男だけでか?寂しいな俺ら」 笑ってはぐらかそうとするハルさん。 「佑月だって"男"だろ…?」 俺がそう言うと、ハルさんの顔つきが変わった。 「お前…何が言いたい?」 「ハルさんに話がある」 俺は…気づいてしまった。 だからこのまま…見逃してはおけない。 **** _