わたしの中で自己修正機能が忙しなく動き出した。 が、その行くてを阻むのは、わたしの思慮のない行動がまた凶と出るのではないかという不安。 そして…… 『人の心の痛みを、わかったふりなんてするんじゃないよ。 その人の痛みは、その人にしかわからない。 わかろうとすることは大事だがね』 あたしを諭す、祖母の言葉。 「あいつにかける言葉なんて、あるわけないか……」 それでも、わたしの中には謝りたいという気持ちが強く動いていた。