開放感と同時に、包み込まれたわたしの胸。 必死に身を捩るも、その手から逃れることなどできない。 山之辺はそのままわたしをベットへと押し倒した。 「霧子……」 わたしの名を呼ぶやつの切ない呻きが、首筋を伝って胸元へと移動する。 ブラウスのボタンを器用に外すその素早さは、達人と言っても過言ではない。 一瞬もわたしに抗う隙を与えまいとするやつの思惑は、今のところ功を奏していると言っていいだろう。 そして……、 山之辺はいともたやすく、わたしの鎧を取り去った。