☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆真っ暗の夜道。
帰り道を歩いている、あたし。
橋野唯。

しばらく歩いていると、集団の、あたしと同い年くらいの女の子達とぶつかった。

「いったぁーいっ!あんた!どこみて歩いてんの!?」   
『す…すいません』
おかしいな。
前方不注意だったのはそっちなのに。

「…なんか態度がマジうざぁーい。あんた、謝って!土下座で」

女の子達に肩をつかまれる。

『えっ…?』
「早くしてよ!謝って!!」
『ど…土下座…はちょっと…』
「はぁ?あんたさ…調子こかないでよね」
『え…』
「…マジ最低だあんた。早く謝って?早くしないとケガするよ?」
…なっ…。

どうしよう…。

目に涙がたまった、その時。