ヤクザに愛された女 弐



朝、いつもより早く起きたあたしは隣で寝ている龍二さんをみた。


いつもは無愛想な顔なのに、


今日はやけに穏やかな顔をしている。


今日でしばらくはお別れ、


悲しくなんかない。


苦しくなんかない。


それでも、


涙が溢れ出るのは、


何でですか…ーーー?