ヤクザに愛された女 弐



今日はいつもより早い帰り。


「お帰りなさい。」


あたしは視線を龍二さんには向けず下を向きながら言うと…


「梨華ちゃん?!」


聞いた事のある綺麗な声があたしの耳に届いた。


あたしはその声に向かって静かに視線を上げると…


「………ッッ……!!」


天使の仮面をつけたまゆがあたしを見て笑っていた。