走って走ってやっとついたとこ。 工場の物置に使われていた 一つの倉庫。 今は一般人は誰一人として足を踏み入れない。 そこにあたしは一人できた。 仲間と行ってくれる 海皇のために。 大事な海斗のかたきのために。 大好きな龍二さんのために。 そして、 なにより自分の過去の為に。 「ふぅー」 あたしは深く深呼吸をすると、 バァーン 思い倉庫のドアを開けた。