しばらくすると バイクの音が聞こえて、 「あんたね、駅前だけじゃ 分かんないでしょうが!!」 と生意気なまゆの声が聞こえた。 「ごめん」 そんなまゆに反論すらする 気力がなく謝りながら ゆっくりまゆのほうに振り替えると、 「…え?」 ついそんな間抜けな声が出た。 「それ誰の?」 なんて分かり切った 質問をするあたしはやっぱり、 「あたしのにきまってんでしょ!! あんたやっぱ馬鹿ね」 「…はい」 返す言葉もございません。