あたしの顔を見るなり 麗奈さんは立ち上がり優しく笑った。 「で?なんかあったの?」 そしてあたしの部屋に付くと 麗奈さんは机の前に座りあたしと カバンを交互にみた。 「あの…」 「なに?あんたもしかして、 イジメにあってんの?!」 あたしが言いかけた 言葉を遮り麗奈さんは、 とんでもない言葉を投げかけてきた。 「ち、違います!!学校はいたって 普通で楽しいですよ!!」 だからあたしは、急いで否定をして、 「海皇初代総長の、神田海さんの事、 知ってますか?」 と、担当直入に聞いてみた。