「あ?神田さんか?俺よりオヤジのが詳しい」 「へ?」 「オヤジは二代目だ。」 「………」 もう、なんも言えねー。 組長は…拓也さんは、 なんと海皇二代目だった。 あたしは龍二さんに“そっか” と答えるとそそくさにバイクの後ろに 跨がり、家に帰った。