ヤクザに愛された女 弐



ベッドから飛び降りるとあたしは龍二さんの腕を引っ張り一目散に走って行った。


「あの子、あいつに似てる」


そうナースさんがつぶやいていた事なんて知らなかった。


「おい!!腕ひっぱんな!!」


「うるさい!!口じゃなくて足を動かせ!!」


「あ?」


「ふん!!真也ぁ!!海斗は??」


龍二さんと言い合いをしながら走り続ける事数分、


あたしはやっと海斗の元にこれた。


だけどそこは病室じゃなくて手術室。


海斗はまだここで戦っている。