「真琴は? 一年間どうだったよ?」 笑顔がこっちを向いた。 「うん、頑張ったよ」 「志望校受かったもんな」 「うん。あと…友達できた。それが一番嬉しかった」 「そっか…」 満開の桜みたいに樹が笑った。 「なぁ真琴、また一年間お互いに頑張って… 来年の春にまた会おうな。一緒に桜を見よう」 と、樹が言った。 え…… 来年…? 来年また会おう…って言った? 来年…。