朝が待てなくて


すべてが終わって――




ベッドを下りた樹は、


つられて体を起こして
布団にくるまっているわたしを


頭ごとギュッと抱きしめた。






広くて温かい胸の中で、低く優しい声がした。






「全部……お前のもんだよ、真琴」