朝が待てなくて


どうしてわたしは泣くと、涙より鼻水のほうがいっぱい出てくるんだろう?


涙とハナでクワンクワンになった顔で、たぶん今、すごいことを言っている。




脱げかけのブラウスはかろうじて片袖だけでぶらさがっていて、ホックがはずれたブラはカポカポになって浮いている。


こんな残念な姿で樹の足にしがみついて、ビービー泣いてるんだ。


樹が欲しいよぉ、って……。


かなりイタイよね? 樹、困ってるよね?








「わかったから」




彼の指先が、わたしの頭にトン、と触れた。




「シャワー浴びといで、真琴」


「……へ?」






「泣いてたら、抱けない」