朝が待てなくて


その一人のひとと樹は、16歳から20歳までの4年間つきあっていた。



前に樹のトラックにその人との写真があってね、それを見ながら教えてくれたんだ。




髪の長いきれいな女の人で


樹はきっとその人のことをとても愛していて


とても大切で…


二人で一歩ずつ大人になったんだと思う。




結局、先輩の事業資金の保証人になっていた樹が、その借金を負うことになっちゃって

それが原因で二人は別れたって聞いた。






樹は…


まだその人のことを忘れていないのかも知れない。




だから今日も、思わせ振りにならないように家族丸ごと誘ってくれたのかな…。


なんて、ちょっとだけそう思うんだ。