朝が待てなくて


わたしが樹を想う『好き』と
樹がわたしを想ってくれる『好き』とでは


大きさも重さも全然ちがうと


ずっとずっと思ってた。


数式にすると


わたしの『好き』 > 樹の『好き』


で、


自分ばっかが相手を想っている気がして


さみしくて
不満で
不安だらけだった。





だけどホントにそうだったのかな?




樹は樹の想い方で、


わたしのことを大切にしてくれている。

「好きだよ」って言ってくれる。

「ちゃんと振られてやる」なんて言ってくれる。