朝が待てなくて


彼には、わたしが幼稚な焼きもちばっか焼いてるように見えるかもしれないけど、そうじゃないんだよ。


『樹、美里さんを何とかしてあげて』って、心から思う。


彼女を救って、それからわたしのもとへ戻ってきてくれるって保証さえあれば……。




でも、たぶん樹は戻って来れなくなる。


どうしてもそう思ってしまう。




わかってるよ。


樹はつきあってる女の子を簡単に裏切るような人じゃないって。



だけど今回は特別なんだ。


全てを投げ出しても、樹は美里さんを手に入れたくなる。




おおげさじゃなく、マジな話……。