朝が待てなくて


「ちゃんと好きだよ」って
昔照れながら言ってくれたこと――


ずっと信じているし、今でも嬉しいよ。




でも樹はいつも余裕たっぷりで


会えなくっても全然平気そうで


一緒にいるときだって優しいし
だけどそれは、例えば雫ちゃんに対するのと同じ優しさで…


なんか不安になる。




抑えきれないほど切なく「好き」なのは
きっとわたしのほうだけなんだなって


自覚しちゃったりする。