学校も塾も宿題がやたら出ていて
これをこなせば受験勉強となるようにガチッと仕組まれている。
ありがたいような、迷惑なような。
ホントは勉強なんてやる気がしないんだけど
でも、鳴らない電話を待ってしまうより
ずうっとマシだ。
会えなかった恨みからか、今日は思考がネガティブで、樹が電話に出ない理由をあれこれ勝手に想像してしまう。
綺麗なお姉さんと大人のデートをしている樹は、とても遠い人のような気がした。
想像上だけど…。
宿題が終わったときには、もう深夜0時を回っていて
その間、ベッドの上の携帯は光りも唸りもしなかった。
いいもん。一方通行だって知ってましたっ!



