「けどなぁ、ちょっと困るんだ」 クスンと彼が笑う。 「何が?」 「お前ってば真っ直ぐで一生懸命で、結構グイグイ来るからな。セーブの仕方がわからなくなる」 「セーブとか……気にしなくていいのに」 「バーカ、俺は22だぞ、15歳の女の子に全力で行けるか」 「何で??」 その問いの答えに詰まり、樹は困ったような声を出した。 「えーと…何つーか、ピカピカのお前を汚しちまうような気がするんだな、つまり」