朝が待てなくて


公立だからか、うちの学校は結構緩くて


でも案外みんな真面目な方かな―


そんな中、先輩たちのマスカラ率の高さにはちょっとビックリで、んで、さっそく感化されてみんなで購入してみたんだった。


サホリンもミャンマーもわたしも


「目、大きくなったよねー」
「女子高生って顔になったし」
「重ね塗りするとマジで劇的にまつ毛が伸びる」


なーんて、家で試用したマスカラの成果を報告し合ったけれど、そう言えばみんな学校にはして来ないな。



ま、気合の一本といったところか。


他の化粧品も同様で、特別な日のためにそろってポーチの中で眠っている。





そうしてたぶん…


今日がわたしのその特別な日なんだ――。