あたしが話してる間中、ばあちゃんは淡々と食事をしていた。 色々なことが積み重なって、もうずっとあたしは限界だったのかもしれない。 それが、あの日の無理矢理させられたキスで爆発した。 不登校になって良かったと思っている。 アイツらの顔を見なくてすむし、もうこれ以上傷つかなくていい。 辛い思いをしなくていい。 2学期からをどうするか、 それを思うと憂鬱だけど、あたしはまだ何も考えたくない。 学校のことも、美季たちのことも、愛美のことも考えたくない。 ただ逃げていたかった。