『すみません。直孝の嫁ですけど直孝来ていますか?』 その時マスターは一瞬驚いた表情を見せた。 私は部屋中を見渡していた為気付かなかった。 『美雪?』 え? 私の事? 美雪って? 『いえ!私は日高輝鰭藍です』 マスターは我を取り戻したみたいで申し訳なさそうな表情をした。 『すまないね!直孝なら奥の部屋に寝せてあるよ(笑)』 私はありがとうございますと伝え部屋に行った。