‐‐‐‐輝愛Side‐‐‐‐‐‐ 輝鰭藍と愛空亜が死んで一年が過ぎた。 相変わらず直孝は帰って来ない。 私は悲しみから吹っ切れた。 紫隆の為にも………。 いつまでもクヨクヨしてちゃいけない。 そう思ったから。 そんなある日……。 三通の手紙が届いた。 宛先は……直孝、愛空亜、輝鰭藍。 私は封筒を開け、中身を取り出した。