どうしよう……。 あたしは、 まーくんから離れなきゃいけないのに、今さらバレちゃうなんて……。 今までずっと、あたしはこんなにまーくんが好きだった…。 けど、まーくんは気づいてくれなかったくせに…。 …あれ? やっと気づいたのに、何も言ってくれなかったの……? ってことは、 やっぱりあたしはただの“幼なじみ”なんだ……。 そう思ったら、また涙が溢れてきた…。 今日は7月5日。 あと残り2日。 ――あたしはこの夜、泣き疲れて眠りについた…。