玄関の鍵を開けて、汐織は中に入った。
玄関先には齊藤が立っている。
「あのー…お茶でも飲んでいきます?」
「余計な気は遣わなくていい。お前はとっとと休め。」
「はっ…はいっ!!」
「…戸締りちゃんとしろよ。」
「もちろんですっ!!」
「あと、これ。」
「はい?」
手渡されたのは小さなメモだった。
「なんですか、これ?」
「俺の携帯番号とアドレスだ。何かあったら連絡しろ。」
「え?いいんですか?」
「何がだ?」
「何かあったら呼んでもいいんですか?」
「呼んでいいから渡した。」
なんだか言い方がぶっきらぼうになっている様子を見たところ、どうも不機嫌になっているらしかった。
逆鱗に触れる前に穏便に事を終わらせたい。
「わざわざありがとうございます。すごく心強いです。
今日も本当にありがとうございました。助かりました。」
「ああ。
あ、それと…言いそびれてたけど。あったぞ、これ。」
齊藤のポケットから出てきたのは黄色地にドット柄の給食袋だった。
玄関先には齊藤が立っている。
「あのー…お茶でも飲んでいきます?」
「余計な気は遣わなくていい。お前はとっとと休め。」
「はっ…はいっ!!」
「…戸締りちゃんとしろよ。」
「もちろんですっ!!」
「あと、これ。」
「はい?」
手渡されたのは小さなメモだった。
「なんですか、これ?」
「俺の携帯番号とアドレスだ。何かあったら連絡しろ。」
「え?いいんですか?」
「何がだ?」
「何かあったら呼んでもいいんですか?」
「呼んでいいから渡した。」
なんだか言い方がぶっきらぼうになっている様子を見たところ、どうも不機嫌になっているらしかった。
逆鱗に触れる前に穏便に事を終わらせたい。
「わざわざありがとうございます。すごく心強いです。
今日も本当にありがとうございました。助かりました。」
「ああ。
あ、それと…言いそびれてたけど。あったぞ、これ。」
齊藤のポケットから出てきたのは黄色地にドット柄の給食袋だった。



