*君だけの一番星*
「夢、夕飯食べたら…出掛けない?」
「え…どこに?」
「海。」
その言葉でピンとくる。
ショウは、会いに行くんだ。
指輪を溶かした海に、…〝彼女〟に会いに。
「…いいよ。」
「寒いから、ちゃんと厚着しないとね。」
「分かってるよ。」
…ショウと出会って4ヶ月が経った。
出会ったのあの日はこうして一緒に元旦を迎えるなんて思ってなかったけど。
今では、いないと…無理。あたしの世界が上手く回らない。
そんなこと、口にはしない、けれど。
夕食後、あたしは自分の部屋に戻ってかなり着こんだ。
ヒートテック、その上からセーター。そしてダウンジャケット。
「…これでよし、と。」
「夢ー!準備出来た?」
「出来た!」
「じゃ、行こうか。」
ショウがドアを開けた。あたしは玄関の外へと踏み出した。
…冷たい風が頬を通り過ぎていく。耳が、少し痛い。
そう思った瞬間、両耳が何かで塞がれた。
「夢、夕飯食べたら…出掛けない?」
「え…どこに?」
「海。」
その言葉でピンとくる。
ショウは、会いに行くんだ。
指輪を溶かした海に、…〝彼女〟に会いに。
「…いいよ。」
「寒いから、ちゃんと厚着しないとね。」
「分かってるよ。」
…ショウと出会って4ヶ月が経った。
出会ったのあの日はこうして一緒に元旦を迎えるなんて思ってなかったけど。
今では、いないと…無理。あたしの世界が上手く回らない。
そんなこと、口にはしない、けれど。
夕食後、あたしは自分の部屋に戻ってかなり着こんだ。
ヒートテック、その上からセーター。そしてダウンジャケット。
「…これでよし、と。」
「夢ー!準備出来た?」
「出来た!」
「じゃ、行こうか。」
ショウがドアを開けた。あたしは玄関の外へと踏み出した。
…冷たい風が頬を通り過ぎていく。耳が、少し痛い。
そう思った瞬間、両耳が何かで塞がれた。



