毎年年越しは奏人の家族と一緒に過ごす。
そして今年は…奏人もいる。
去年も一昨年も奏人はいなかったから。
だからこうして、新年の幕開けを奏人と過ごせるのは、とても久しぶり。
家を出てすぐに、自然と繋がれた手。
伝わる奏人の温さが心地よくて、私も手を握り返した。
「…寒い?ごめん、いきなりだったから…。」
「あ、違う違う。平気だよ。奏人の手、温かいもん。」
「あー…俺、子ども体温だからね。」
「子ども体温?」
「子どもって体温高いじゃん。」
「あー!だから子ども体温!…確かに、子ども体温かも。」
「…今笑っただろ。」
「笑ってないって!」
「絶対笑った!どうせ子どもっぽいとか思ったんだろ?」
「思ってないって。温かくて気持ちいいよ。私、手とかすぐ冷たくなっちゃうから。」
「…確かに。菜々子の手っていつも冷たい。
だから触れて、温めたくなるんだ。」
奏人の言葉にはっとして、顔を見上げると…
優しく微笑む奏人。そしてその後ろには輝くオリオン座。
「あ、見てー奏人!オリオン座、すっごいはっきり見えるー!」
「本当だ…今日は空気がかなり澄んでいるね。
他の星座も綺麗に見えるよ。」
「北斗七星、冬の大三角…とても綺麗だね。」
「…うん。」
こうして奏人のそばに、普通にいられるようになって…約3ヶ月。
変わった距離と変わらない距離がある。
そして今年は…奏人もいる。
去年も一昨年も奏人はいなかったから。
だからこうして、新年の幕開けを奏人と過ごせるのは、とても久しぶり。
家を出てすぐに、自然と繋がれた手。
伝わる奏人の温さが心地よくて、私も手を握り返した。
「…寒い?ごめん、いきなりだったから…。」
「あ、違う違う。平気だよ。奏人の手、温かいもん。」
「あー…俺、子ども体温だからね。」
「子ども体温?」
「子どもって体温高いじゃん。」
「あー!だから子ども体温!…確かに、子ども体温かも。」
「…今笑っただろ。」
「笑ってないって!」
「絶対笑った!どうせ子どもっぽいとか思ったんだろ?」
「思ってないって。温かくて気持ちいいよ。私、手とかすぐ冷たくなっちゃうから。」
「…確かに。菜々子の手っていつも冷たい。
だから触れて、温めたくなるんだ。」
奏人の言葉にはっとして、顔を見上げると…
優しく微笑む奏人。そしてその後ろには輝くオリオン座。
「あ、見てー奏人!オリオン座、すっごいはっきり見えるー!」
「本当だ…今日は空気がかなり澄んでいるね。
他の星座も綺麗に見えるよ。」
「北斗七星、冬の大三角…とても綺麗だね。」
「…うん。」
こうして奏人のそばに、普通にいられるようになって…約3ヶ月。
変わった距離と変わらない距離がある。



