「好きな人、いるんだね。」
「…もう、叶わないと思うけど。」
「どうして?」
「今年会えなかったら10年目、だから。」
「10年?10年も片想い?」
「…約束したから…。」
「約束?」
「一緒に天の川を見るって約束。」
もう消えてしまいそうなくらい遠い時間に、拙い言葉で約束をした。
満天の星空の下で、ただその言葉を信じて。
「想いが届くか届かないかなんて…どうでもいいの。
ただ、会いたいだけ。約束、守りたいの。」
「…そっか。今年は天気もすごくいいみたいだし、綺麗な天の川が見れるかもしれない。」
「そうだね…。」
「今年はきっと一人じゃないよ。」
「え?」
「きっと、一人じゃない。」
姫乃がその真っすぐな瞳に何も言えずに目をぱちくりさせていると、晴彦が表情を少し柔らかくして言った。
「涙、止まったみたいだね。そろそろ時間だし、戻ろう。」
「うん…。」
自然と姫乃のスピードに合わせて歩いてくれる晴彦。
そんな晴彦に、晴彦があの場所に来てくれたら…たとえハルくんが来てくれなくても…
なんて考えが一瞬よぎって、姫乃はブンブンと頭を振った。
「…もう、叶わないと思うけど。」
「どうして?」
「今年会えなかったら10年目、だから。」
「10年?10年も片想い?」
「…約束したから…。」
「約束?」
「一緒に天の川を見るって約束。」
もう消えてしまいそうなくらい遠い時間に、拙い言葉で約束をした。
満天の星空の下で、ただその言葉を信じて。
「想いが届くか届かないかなんて…どうでもいいの。
ただ、会いたいだけ。約束、守りたいの。」
「…そっか。今年は天気もすごくいいみたいだし、綺麗な天の川が見れるかもしれない。」
「そうだね…。」
「今年はきっと一人じゃないよ。」
「え?」
「きっと、一人じゃない。」
姫乃がその真っすぐな瞳に何も言えずに目をぱちくりさせていると、晴彦が表情を少し柔らかくして言った。
「涙、止まったみたいだね。そろそろ時間だし、戻ろう。」
「うん…。」
自然と姫乃のスピードに合わせて歩いてくれる晴彦。
そんな晴彦に、晴彦があの場所に来てくれたら…たとえハルくんが来てくれなくても…
なんて考えが一瞬よぎって、姫乃はブンブンと頭を振った。



