「やっぱ晴輝、陽パパの息子だわ。」

「は?何の話?」

「…こっちの話ー。」

「なんだよそれ…。」

「考えとくよ、その話。あたしの気が変わらなかったらだけど。」

「…前向きに検討よろしく。」

「それはどーかなぁー?」

「…まだ根に持ってるのかよ、お前…。」

「あたしを不安にさせたバツなんだから!」

「だから悪かったって。」


…こういうところが可愛いのよね、晴輝。
どんどんかっこよくなってるのに(陽パパのDNA受け継いでるわけだし)、根本はいつまでも変わらないまま。


あたしのワガママに嫌な顔せずに付き合ってくれて、時々ガツンと叱ってくれもして、男っぽさが増してるのに時々可愛かったりもして。


「そろそろ帰ろう。風邪ひかせたくない。」

「うん。」


晴輝がすっと立ち上がり、あたしに右手を差し出した。
その手に自分の右手を預け、晴輝がぐっと引っ張った。


「あ!流れ星っ!」

「え?」


向こうを向いた晴輝の肩に左手を乗せ、あたしはそのまま背伸びをした。