「一人で泣くな。こっち向け。」
「嫌だってば。」
「んじゃ…こっち向かなくていい。
俺もお前の顔見ないから場所変えよう。
こんな道路の真ん中で話出来ねぇし。」
「あたし帰る。」
「帰さねぇっつってんだろ。」
「……。」
ふっと晴輝の温もりが身体から抜け落ちていく。
そしてゆっくりと手を上から握られ、そのまま進んでいく。
力は決して強くないけど離さない、そんな意志が感じられる。
晴輝は言葉通り、振り返ってあたしの顔を見ることもなくすたすたと歩みを進める。
着いた場所は、思い出の公園だった。
夜だから人もいない。
「…少し落ち着いたか?」
「落ち着くわけないでしょ!」
「…それって俺のせい?」
「あんた以外の誰のせいでこうなればいいわけ?」
「今まで言わなかったことは悪いって思ってるよ。
でも、梨亜に反対されたら揺らぎそうな自分が嫌だったんだ。」
「え…?」
「言おうっていうか…言わなきゃなんねーよなってずっと思ってたんだけど先延ばしにしてた。
それで…結局梨亜を傷付けた。
だから、それはごめん。」
急に萎れだした晴輝にどう対応していいか分からない。
とりあえずこのまま話を聞くことにする。
「嫌だってば。」
「んじゃ…こっち向かなくていい。
俺もお前の顔見ないから場所変えよう。
こんな道路の真ん中で話出来ねぇし。」
「あたし帰る。」
「帰さねぇっつってんだろ。」
「……。」
ふっと晴輝の温もりが身体から抜け落ちていく。
そしてゆっくりと手を上から握られ、そのまま進んでいく。
力は決して強くないけど離さない、そんな意志が感じられる。
晴輝は言葉通り、振り返ってあたしの顔を見ることもなくすたすたと歩みを進める。
着いた場所は、思い出の公園だった。
夜だから人もいない。
「…少し落ち着いたか?」
「落ち着くわけないでしょ!」
「…それって俺のせい?」
「あんた以外の誰のせいでこうなればいいわけ?」
「今まで言わなかったことは悪いって思ってるよ。
でも、梨亜に反対されたら揺らぎそうな自分が嫌だったんだ。」
「え…?」
「言おうっていうか…言わなきゃなんねーよなってずっと思ってたんだけど先延ばしにしてた。
それで…結局梨亜を傷付けた。
だから、それはごめん。」
急に萎れだした晴輝にどう対応していいか分からない。
とりあえずこのまま話を聞くことにする。



