「どんなに遠くにいても空は一つで、そこに星はきっとあるから。
場所は違っても、同じ星を見ているって思えば、近くに菜々子を感じることが出来る。少なくとも俺は。」
「…っ…。」
「ごめんね、寂しい思いをこれからたくさんさせる。
でも気持ちが変わることはないから。
もう10年以上想い続けてきたってことが信じる証拠になるよね?」
私は頷いた。
頷くのと同時に涙も零れ落ちる。
「1年半。大学卒業したら戻る。
それまで遠距離になっちゃうけど…。」
「それでも…いい。だってこれからはいつだってメール出来るもん。」
「今まであんまりメールしなかったね。」
「だって、理由ないとメールしちゃダメな気がして…。」
「理由いらないよ。くだらないことでもなんでもメールして。俺もメールする。電話でもいいよ。」
「究極的に寂しくなったら電話にする。」
「うん。寂しいってちゃんと教えて。
多分俺たち、同じタイミングで寂しいって思うから。」
「…そだね。ずっと同じ気持ちだったし。」
星がキラキラと輝いている。
あの日もこんな星空だった。
どこまでも空が続いていくような、どこまでも星の輝きが消えないようなそんな夜で。
繋がれた手が嬉しくて、その横顔が愛しくて。
私は奏人のことが好きなんだって自覚したあの夜。
星が私達を照らす。
一つ一つは小さな光でも、これだけあれば私達には充分だ。
場所は違っても、同じ星を見ているって思えば、近くに菜々子を感じることが出来る。少なくとも俺は。」
「…っ…。」
「ごめんね、寂しい思いをこれからたくさんさせる。
でも気持ちが変わることはないから。
もう10年以上想い続けてきたってことが信じる証拠になるよね?」
私は頷いた。
頷くのと同時に涙も零れ落ちる。
「1年半。大学卒業したら戻る。
それまで遠距離になっちゃうけど…。」
「それでも…いい。だってこれからはいつだってメール出来るもん。」
「今まであんまりメールしなかったね。」
「だって、理由ないとメールしちゃダメな気がして…。」
「理由いらないよ。くだらないことでもなんでもメールして。俺もメールする。電話でもいいよ。」
「究極的に寂しくなったら電話にする。」
「うん。寂しいってちゃんと教えて。
多分俺たち、同じタイミングで寂しいって思うから。」
「…そだね。ずっと同じ気持ちだったし。」
星がキラキラと輝いている。
あの日もこんな星空だった。
どこまでも空が続いていくような、どこまでも星の輝きが消えないようなそんな夜で。
繋がれた手が嬉しくて、その横顔が愛しくて。
私は奏人のことが好きなんだって自覚したあの夜。
星が私達を照らす。
一つ一つは小さな光でも、これだけあれば私達には充分だ。



