一時すると美味しそうな匂いが漂ってきて、目の前にチャーハンが置かれた。 「おいしい」 「ありがとう。朔ちゃんはいい子だね。」 何も言えなかった。 私はいい子なんかじゃない。 心なんて真っ黒だ。 おじいちゃんはいい人だけど、さり気ない言葉で私を傷つける。 前、『髪の毛は染めてるのか?わしとお揃いじゃな!!』と言われた。おじいちゃんにとっては冗談かもしれない。 でもそう言われたとき心が張り裂けそうだった。