なんとイタリア語だった。 読めるわけねぇじゃん。 あ、それで読めたらか。なるほどな。 俺は朔に本を返した。 「読めないだろ?」 「読めねぇ」 その瞬間朔はニコッと笑った。 俺は目を見開いた。 だって今まで笑ったことない奴が笑ったんだ。 「お前笑えたのか?」 「最近ね。遥人と仲直りしたら自然と笑えてた。」 「俺が最初じゃないのかよ。」