しばらくすると久しぶりに見た母さんが出てきた。 「どちら様〜…って朔じゃない。何しに来たのよ」 私を見た瞬間母さんの笑顔が消えた。 やっぱり来るんじゃなかったと思いつつ私は勇気を振り絞った。 「は、話があって来ました」 「ふーん、ま、上がれば?」 久しぶり、何年ぶりになるのだろうか。 自分の家なのにすごく緊張する。