「各自荷物を部屋に置いたらホールに集合! 勉強道具、忘れるなよー」 生徒たちはぞろぞろと部屋に向かう。 あたしは唯と同じです! 「真司くんになんかされた?」 「なっ・・・!!」 唯は全てを見透かしたように訊ねる。 「あー!顔赤いぞー!聞こえちゃったもんねー!」 「・・・ひゃあ!マジ!?」 「うん♪でも他の人には聞こえてないかもよ」 「はぁーよかったー」 ホールはガンガン冷房がきいてた。 おかげで勉強はかどりそー!