涙がなくなって、もうでなくなったらテントに戻った。
そしたらもうテントの片付けをやっていた。
「あーっ、二人ともおかえりーっ」
そうテントをたたみながら声をかけたのはるう。
「どうしたの?目、うさぎみたいだよ」
そう私たちの目をじっと見たのは桃。
桃がそういうと文香とるりも私の顔を覗き込む。
この三人と私はいつメン。
いつも練習とか一緒にやって、今日もここにくるときも一緒だった。
「えっまじ?目、赤い?
なんでだろ?
うちら何もしてないのに」
奈美が笑いながらそういう。
よかった・・・もうふっ切れたみたい。
私も笑ってた。


