呆然と立ちすくむ。 「・・・・・・ありがとうございました・・・」 私は係員みたいな人に何故か謝り、トボトボと歩いた。 私が顔をあげるとキョロキョロと望がトラックに視線をおくっている。 そこに私はいないんだ・・・ トラックに私はいないんだよ。 体が勝手に動き、私は望に抱き着いてた。 そしたら急に涙があふれた。