次の日も、その次の日も、美月は目覚めなかった。 それでも毎日俺は、病院へ通った。 そして、美月が目覚めないまま一週間がたったとき、急いでこい、と健から電話があった。 変な胸騒ぎがする。 行くのが怖い。でも行かなきゃいけない… ただ美月が目覚めただけかも知れない。 病院につき、美月の病室まで行く。 中で誰かが泣いてる声がする。 もしかして……そう思うとドアを開けれなかった。