何よりも君が愛しくて…

それも自殺した理由の一つじゃないか、と健は言う。


「ごめんなさい……俺が美月を傷つけたんです…」

「どういうこと？」


俺は美月のお母さんに頭を下げた。
俺は全部をお母さんに話した。
俺、美月のお母さんに、なんて思われるんだろ…
そんなことを思ってたのに、美月のお母さんは以外な言葉を俺に言った。


「貴方は悪くないわ」

「え？」


ビンタでも喰らうんじゃないかと思ってた俺は拍子抜け。