「龍樹、お前は屋上待機だ。」 「はい。」 親父が俺に指示を出す。 「あと、これ。」 ネックレス? 「なにこれ。」 「怪盗Vの“品”だよ。」 !!!? 「邸の中には、 イミテーションが置いてある。」 イミテーション……。 「これを持ってろ。」 「は!?」 「頼んだぞー。」 な、ちょっ……、 親父はヒラヒラと手をふって自分の持ち場に戻って行ってしまった。