食堂に行くと、蒼と空はもう席に着いていた。 あたしと知那も、自分の朝食を持って蒼と空の前に座った。 「おはよ!2人とも早いねぇ」 「うっす!知那達も早いじゃん」 知那と空が軽く挨拶を交わす。 「…おはよ」 蒼が素っ気無く、でも優しい瞳であたしを見て言う。 「お、おはよ…」 ヤバいかも… 蒼の寝起きを久し振りにちゃんと見た気がする。 ……あ、寝癖ついてる。 可愛いなぁ…