…まあ、いつの間にか上のスウェットを脱いでいた先輩が待ってくれるワケもなく。



「――ちょ、んっ、さ、さっきから、キスがやたら多…んんっ!」

「憂太、これはただのキスじゃないぜ…

……誓いの、キスだ。
しかも全身バージョンの誓いのキス」

「…そんなに誓いをされても困るんですけど。つか、これじゃあ先輩が一方的に誓ってるだけですからね」

「………え゙、」



只今俺のベッドでよく分からない結婚式…いや、結婚プレイを開式しております。



「ま、まあ、誓いのキスはこれくらいにして、そろそろ…メインといきますか!」

「メイン…?」